2024年5月25日号
シンボル像と学年歌披露
大曲小「ミラクル学年」

photo  大曲小学校(築地高校長)で17日、6年生「ミラクル学年」(101人)のシンボル像除幕と学年歌披露式が行われた。5、6年生と保護者らが参加。待望のシンボル像がお披露目されると、児童と保護者から歓声が上がった。
 同校では毎年、6年生が最高学年になったことを記念してシンボル像と学年歌を制作し、保護者にも披露している。今回も昨年冬頃からプロジェクトチームを立ち上げ、みんなでアイディアを出し合いながら、シンボル像のデザインや歌の歌詞を考えるなど準備を進めてきた。
 シンボル像の制作では、ミラクル学年らしいものを目指した。空にかかる虹のまわりを飛びかう鳥たちは、未来に向かってはばたく思いを表現。虹を指さす少年少女の足元に咲く花々は、ミラクル学年が起こした奇跡で生まれた花をイメージした。この花のように一人ひとりが輝いてほしいという願いが込められている。像の制作は武田看板が行った。
 学年歌「ミラクルを探して」は、同校OBでシンガーソングライターの毛利大介さんが作詞作曲を担当。学年全員にアンケートを取って歌詞に入れたい言葉を募り、そのイメージをもとに毛利さんが制作した。歌は、奇跡を探す旅に出たミラクル学年が様々な経験を通し、奇跡とは何かに気づくというストーリー。軽快なメロディにのせ、五感に訴える言葉を散りばめた季節感あふれる歌が完成した。
 お披露目式で、プロジェクトチームの伊藤雪菜さんは「この日が来るのを楽しみにしていた。世界でひとつだけの歌『ミラクルを探して』、そしてミラクル学年をイメージしたシンボル像を披露することは、大曲小学校のリーダーになった証。今日は曲小のリーダーとして出発する大切な式。どうか温かく見守ってほしい」とあいさつした。
 シンボル像の除幕で、代表児童らが像にかけられた白い布を取り払うと、会場からは「おぉー」というどよめきと歓声、拍手がわき起こった。
 保護者や職員、5年生が見守る中、ミラクル学年は完成した学年歌を披露。元気な歌声を体育館いっぱいに響かせた。
 築地校長は「本校のように学年歌やシンボル像を持っている学校はなかなかない。自分たちのオリジナル像や歌を持つことでみんなの心がひとつにまとまり、何かに向かっていく時はじめて、100人を超える6年生の力はナンバーワンの力になる。これから皆さんが活躍する場面はたくさんある。ひとつにまとまって、歴代最高の6年生を目指してほしい」と話した。
   同校玄関前に飾られたシンボル像は、この後1年間、児童らが起こす数々のミラクルを見守り続ける。

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※写真は
披露されたシンボル像
あいさつする伊藤さん
学年歌「ミラクルを探して」を熱唱


詳しくは2024年5月25日(土)号をご覧下さい。
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