2024年6月13日号 |
美郷雪華を剪定
JAL従業員が地域貢献活動
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美郷町と連携協力協定を結んでいる日本航空株式会社(JAL)秋田支店の従業員など7人が3日、町ラベンダー園を訪れ、ホワイトラベンダー「美郷雪華」の剪定作業を行った。地域貢献活動の一環として同社が2020年から実施するラベンダーボランティアで、今回が5回目。
あいにくの小雨模様の中、始まった作業。従業員は雨が上がるのを待ちながら、祭り期間中、町内に立てるのぼり旗のつけ替え作業を行った。雨が上がったのを見計らい、一行はラベンダー畑へ。栽培管理を行う担当者から、ラベンダーの枯れ枝をはさみで切り取る手順等を教わり、剪定作業に移った。
剪定した「美郷雪華」は平成25年に品種登録された町のオリジナル品種。清楚な花姿と甘くやさしい香りが特徴で、同花から採取された酵母は「美郷雪華酵母」として様々な商品に活用されている。
はさみと肥料袋を手にした従業員は、2分咲きの花と香りを楽しみながら、1本1本、丁寧に枯れ枝を切り落とした。
同秋田支店の橋本茂男支店長(53)は、2022年から同ボランティアに参加している。今回で3度目の作業となり、「だいぶコツがつかめてきた」と手慣れた様子ではさみを動かした。昨年のラベンダーまつりに足を運んだ際は、多くの人が花を楽しむ姿を見て、作業した甲斐があったと満足感を覚えたと話す。
橋本支店長は「町が誇るブランド『美郷雪華』をぜひ今年もたくさんの人に楽しんでもらいたい。ラベンダーの他にも、おいしい水やお酒、食事など、美郷町には魅力的なものがたくさんある。ラベンダーと合わせて満喫してもらえれば」と語った。
同園では8日から30日までラベンダーまつりを開催。花の見頃は中旬ごろになりそうだ。
※写真は
のぼり旗のつけ替え作業
枯れ枝を切り落とす
作業手順を説明
丁寧に作業
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