2024年6月25日号
元五輪選手が楽しさ伝える
親子バドミントン教室

photo  バドミントン女子ダブルス元日本代表の小椋久美子さん(40)を講師に迎えての親子バドミントン教室がこのほど、美郷町総合体育館リリオスで開催された。町スポーツ少年団をはじめとした町内の小学生とその保護者を対象にしたもので約100人が参加。小椋さんから基本的な技術を学んだほか、対戦などを通じてプロの技を感じた。
 小椋さんは三重県出身。「オグシオ」の愛称で親しまれた潮田玲子さんとのダブルスで2008年北京五輪で5位に入賞。全日本バドミントン選手権では5連覇を達成。2010年1月に現役を引退した。現在は解説や講演、子ども達への指導を中心にバドミントンを通じてスポーツの楽しさを伝える活動を行っている。
 開会式では主催者を代表して松田知己町長が「美郷町はいきいきスポーツ健康の町宣言をして、スポーツを通じて健康の維持増進を頑張ろうと取り組んでいるが、この教室もその一環。親子で楽しさを共有することが何よりも重要。バドミントンの面白さ、これからも続けようとする動機になることを期待している」とあいさつした。
 前半はウオーミングアップや基礎練習を実施。コートを使いサイドラインやバックライン上のみ走れる鬼ごっこや、ネットを挟んでシャトルをネット上に投げてどれだけ相手コートに落とせるかの親子対決をして体を温めた。
 その後、ラケットを持ってのシャトル拾いなどをして親子で楽しんだ。シャトル拾いでは小椋さんが「コルクを自分の方に向けて、羽根とラケットを同じ角度に添える。イメージとしては地面と並行になるように拾ってあげる。そのときにラケットの上の方でシャトルを拾おうとしても取れないので、ラケットを少し寝かせてあげて取るといい」などとアドバイスした。
 後半は試合形式で打ち合ったほか、小椋さんが各コートをまわり子ども達と対戦した。
 教室はヨネックスの特別協力で実施。町とヨネックスはスポーツの持つ力を通じて教育、文化、健康増進などについてお互いに協力しながら取り組むことを目的とし2018年12月に包括連携協定を結んでいる。
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※写真は
指導する小椋さん
おいさつする松田町長
アドバイスする小椋さん
楽しく学ぶ子ども達
参加した親子ら



詳しくは2024年6月25日(火)号をご覧下さい。
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