2024年7月23日号 |
民謡楽しいね
東大曲小で体験教室
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大仙市教育委員会の「地域の先生¥o前講座『民謡体験教室』」が9日、東大曲小学校で開催された。3、4年生29人が大曲民謡研究会(土田峰英会長)の会員から指導を受け、中仙地域の民謡「ドンパン節」の歌や踊り、三味線と和太鼓演奏に挑戦し、民謡に理解を深めた。
民謡体験教室は、児童が民謡特有の歌い方や手踊り、和楽器の奏法を学ぶことで、郷土文化への親しみと理解を深めてもらうのがねらい。2018年度から実施している。
講師は土田会長、小田嶋旺大さん、藤井秀嶽さん、伝野幸夫さん、因幡美代子さんの5人。体験教室は6月27日に続き2回目で、初回はドンパン節の模範演奏を聴いたり唄ったりして民謡に理解を深めた。また和楽器の演奏も聴き、特徴などを発表しあった。
2回目のこの日は3グループに分かれて踊りと尺八、和太鼓をローテーションしながら練習した。
和太鼓では会員から「力を抜いて太鼓の真ん中を叩くこと。跳ね返ってきたものをリズムよくポンポンと叩くのが良い」などとアドバイスがあった。
尺八の体験は音を出すのに大苦戦。尺八の角度や吹く息の強さなどを何度も変えながらようやく音が出ると「やったー」と歓声が上がった。
最後は手解きを受けた練習の成果を全員で発表。「ドンドンパンパンドンパンパン」のリズムに合わせて元気いっぱいに歌い踊った。
4年生の平井識人くん(9)は「尺八の音を出すのは難しかったけど、コツを見つけると上手に音が出て嬉しかった。民謡は楽しいし、またこうした教室をやりたい」と話した。
土田会長は「みなさんの声も良く伴奏にもしっかり合っていた。将来、みなさんと一緒に民謡をやれることを楽しみにしている」と語った。
※写真は
リズム良く太鼓を叩く子ども達
尺八にも挑戦
あいさつする土田会長
踊りを練習
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