2024年8月1日号 |
食中毒に気をつけて
大曲食品衛生協会の夏季一斉巡回指導
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大曲食品衛生協会(辻久男会長)の夏季一斉巡回指導が7月25日に行われ、食品衛生監視員と食品衛生推進員が合同で管内の26施設をまわり、厨房の衛生面などをチェックした。
監視員と推進員はグリーンパレス竹馬に集合。出発前に辻会長が「会員に対するサービスという気持ちを持って親切丁寧に指導してもらいたい」とあいさつ。その後、各班に分かれて各施設へ向かった。
今回の重点指導項目は▽食品衛生自主管理日誌を記入しているか▽温度管理は適正か▽許可証等が適正に掲示されているか―など7項目。
巡回指導では汚れを数値で表すことの出来るタンパク残渣測定器「ルミテスター」と呼ばれる機械で従業員の手や冷蔵庫の取っ手などを確認した。
ある施設では、従業員の手を綿棒でこすり機械に投入すると、「5万2561」という数字が出た。この後、しっかりと手を洗い再び測ると「586」に。合格ラインの「1500以下」をクリアした。
従業員は「手洗いをしっかりすると数値が下がるということが良くわかった。これからもしっかりと手洗いをしたい」と話していた。
監視員の堀内和之さんは「全体的に非常に衛生管理が行き届いていた。これからお盆を迎え、オードブルや仕出し関係が多く出る時期。能力オーバーならない量を提供してもらいたい。消費者も買った後はすぐに食べたり冷蔵するなどして食中毒に気をつけてもらいたい」と話した。
※写真は
出発前にあいさつする辻会長
責任者プレートなどを確認
指導する推進員(左)と監視員(右)
ルミテスターで数値をチェック
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