| 2024年8月3日号 |
世代超えてひとつに
須和町の夏祭り
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須和町世代交流夏祭り（主催＝須和町町内会・世代交流夏祭り実行委員会・須和町子ども会育成会・こぶし児童館）が７月27日、６年ぶりにこぶし児童館で開催された。子どもから大人まで多くの地域住民が集まり、ブラボー中谷さんのマジックショーなど多彩なステージを楽しんだ。地域住民の親睦を深め、町内の活性化につなげようと開かれている。
開催に先立ち、須和町町内会の松田篤会長は「コロナ禍による中止も挟んで、６年ぶりの開催。不慣れなところもあるかもしれないが、今日はゆっくりと楽しんでいってほしい」とあいさつ。実行委員会の高橋敏雄委員長が「短い時間ではあるが、楽しく元気に盛り上げていきたい。須和町世代交流夏祭りを開演します」と宣言し、祭りがスタートした。
趣向を凝らしたステージショーには３組のゲストが登場。高梨小６年の森元椋太郎さんが日本舞踊「名槍日本号」、「独楽」など３曲を舞って会場を盛り上げたほか、麹家りんりんさんが落語を披露して笑いを誘った。
ブラボー中谷さんのマジックショーが開かれる頃には、館内に立ち見が出るほどの盛況ぶり。ブラボー中谷さんの軽妙なトークと華麗なマジックに、詰めかけた観客は大いに沸いた。
児童館前にはやきとりや焼きそば、ソフトドリンクの屋台が並び、親子連れなどがのんびり飲食を楽しんだ。
同町の三浦由佳さんは「久しぶりの開催で子ども達も楽しんでいる。地元のみんなが楽しみにしているお祭り。ずっと続いてほしい」、娘の夢芽さん＝大曲小５年＝は「森元さんの踊りが上手でかっこ良かった」と微笑んだ。
松田会長は「みんなの笑顔が見られて嬉しい。素晴らしいゲストの出し物で盛り上がったのはもちろん、祭りを陰で支えてくれた若い世代のがんばりが本イベントの一番の見どころで、大きな力。あちこちの町内会が存続の危機にあると聞く今、会の在り方をみんなで考えながら祭り等で地域を盛り上げ、つな
がりを育んでいきたい」と力を込めた。
※写真は
満員御礼の会場
開会宣言する高橋実行委員長
松田町内会長のあいさつ
森元さんの「名槍日本号」
ブラボー中谷さんのマジックショー
麹家りんりんさんの落語ステージ
屋台を楽しむ親子
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