2024年10月15日号 |
空飛ぶ夢を操る
ドローンプログラミング教室
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大仙市は先月28日、大曲中央公民館でドローンプログラミング教室を開催した。地元の小中高生らが参加。目を輝かせながら、プログラミングによるドローン飛行を体験した。
「大曲の花火」の年間スポンサーで、ドローンショーなどで活躍する株式会社レッドクリフ(佐々木孔明 代表取締役兼CEO)協力のもと開かれた本教室。小中学生を対象にした午前の部と、高校生から大人向けの午後の部に分かれて実施した。
小中学生のクラスには18人が参加。同社インストラクターが講師を務め、ドローンショーの仕組みや航空法についてわかりやすく解説した。
ドローンについた4枚のプロペラのうち、対角線上にある2枚が時計回り、他の2枚は反時計回りにまわる「反作用トルク」を使って、ドローンが空中に浮いたり方向転換する仕組みを学んだ後、子どもたちは実際の操作にチャレンジ。6班にわかれ、iPadで操作しながらドローンを空中に浮かべ、写真撮影などを楽しんだ。
四ツ屋小学校4年の長谷川福さん(9)は、花火大会で見たドローンショーに魅せられ、興味を持った。「ドローンを飛ばすのは初めて。写真撮影では見ている方向と操作が逆になって難しかったけど、飛ばすのは楽しかった。またやってみたい」と話した。
同日開催の「大仙アカデミー」では、佐々木代表が「ドローンがつなぐ未来、最新の活用事例と次世代の可能性」をテーマに講演。大規模ドローンショー国内実績bPの知見をもとに、拡大するドローンの活用領域や最新動向などを解説した。 来場者は、エンターテインメントだけでなく、農業や災害対策など幅広い分野で活用が期待されているドローンについて理解を深め、ドローン技術がひらく未来や可能性について思いをはせていた。
※写真は
アプリを使った操作にチャレンジ
子どもたちと佐々木代表
ドローンの仕組みを学ぶ
じかに触れて理解を深める
子どもたちが操作したドローン
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