2024年10月31日号
曲小プライドを胸に
大曲小学校創立150周年記念式典

photo  創立150周年の大きな節目を迎えた大曲小学校で22日、記念式典が挙行された。全校児童と来賓、保護者、職員など約860人が集い、明治7年の開校以来、地域とともに歩んできた歴史を振り返った。
 創立150周年記念事業実行委員会の高橋慎実行委員長は、自身が在校生として110周年の式典に参加した思い出を振り返り、「あれから早40年が過ぎたいまも、校舎は変わらぬ姿を保ち、同じ場所に建ち続けている。これは本校の歴史の深さを物語っている。皆さんが大切に、丁寧に学校を使ってくれることで、200年、300年と長く本校が存続していくことを願っている」とあいさつした。
 築地高校長は「大曲小学校は明治7年4月に本陣跡の菊水館で開校した。日本初の鉄道開通からわずか2年後、まさに文明開化と共に歴史をスタートさせた。地域の特色を活かした独自の教育活動を展開しながら、今年は150周年を記念する様々な取組みも行った。児童の皆さんには、ゆたかで流れのたえない雄物川のように、そして鮮やかなきらめきと余韻をのこす『大曲の花火』のように、本校の歴史と伝統をしっかりと受け継いで、さらに発展させていってほしい。曲小プライドを胸に、未来につづく新しい道を作っていこう」と呼びかけた。
 来賓の老松博行大仙市長は「150年という長きにわたり、先進的な教育活動に取組みながら、新たな時代を切り拓く優秀な人材を数多く生み出してきた。今後も先生方や保護者、地域の皆さんの力を一つにして、新たな歴史を刻みながら、特色ある素晴らしい活動を展開されることを期待する」と祝辞を述べた。
 式典後半では、150年の歴史をスライドショーで振り返り、続いて児童が学年ごとに母校への思いを力強く発表。全校で心を一つに校歌を歌い上げ、新たな歴史を刻むことを決意した。

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※写真は
築地校長のあいさつ
あいさつする高橋実行委員長
スライドショーで振り返る当校の歴史
150周年を祝う寄せ書き
学年ごとに発表する「曲小への思い」


詳しくは2024年10月31日(木)号をご覧下さい。
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