2024年11月12日号 |
消防士さん、かっこいい
大曲消防署の消防フェア
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大曲消防署は秋の火災予防運動(3〜9日)にあわせて3日と4日、消防署見学ツアーと消防フェアを開催した。3日の見学ツアーには大仙市内外から約350人が参加。トレーニングルームや仮眠室、出動準備室など貴重な現場見学に、子どもたちは目を輝かせた。
見学ツアーには開始直後から多くの親子連れが列を作った。署員の案内のもと、参加者は10人前後のグループに分かれて庁舎内を見学。通信指令センターや多目的ホールに加え、ふだん一般公開されることが少ない食堂やトレーニングルームなども見て回った。
廊下をはさんでずらりと並ぶ仮眠室は、24時間勤務の消防士が休むための部屋。整然と整えられた室内をのぞいた参加者は、「せまいけど、きれいだね」などと話した。
ツアー終了後は、防火衣の試着や放水体験、車庫に展示した消防車両の試乗会も行われた。子どもたちは救急車に乗り込んで聴診器を当ててみたり、防火衣を身にまとって記念撮影をしたりと、思い思いの時間を過ごした。
大曲小3年の千田然さんは「救急車に乗ったり放水体験ができたりしてワクワクした。トレーニングルームを見たのは初めて。消防士さんが使ういろんなものが見られて新鮮だった。防火衣は重かったけど、着ると温かくて思ったより動けた」と話した。
ヒカリオイベント広場で4日に開かれた消防フェアでは、はしご車搭乗体験や各種車両展示、煙道・救急体験などが行われた。
はしご車搭乗体験に参加した、大曲地域のこばやしかいと君(5)は「めっちゃ高くて楽しかった!消防士さんは、かっこいい」とご満悦。煙道・救急体験に挑戦した、花館小2年のせきあさのさんは「煙のトンネルは、どこを歩いているかわからなくなって大変だった。消防士さんのお仕事は、大変だけど楽しそう」とにっこり。やってみたい?の質問に笑顔で頷いた。
※写真は
大曲消防署見学ツアー
あこがれの防火衣を着て
火点をねらって放水
心臓マッサージに挑戦
消防車両の前でポーズ
人気のはしご車搭乗体験
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