2024年11月14日号 |
活動へ理解深める
大仙市ボランティアまつり
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大仙市ボランティア連絡協議会の第17回「大仙市ボランティアまつり」が5日、大仙市大綱交流館で開かれた。会員や来賓など約80人が参加。「広げよう ボランティアの輪」をテーマに会員らが交流し、各活動への理解を深めた。
市内8地域が毎年持ち回りで開催している同まつり。オープニングセレモニーで、深井たか子副会長は「今回は初出店のブースもあり、様々な品や出し物がそろっている。本イベントが皆さんにとって楽しく有意義な時間となることを願っている」とあいさつした。
来賓である大仙市社会福祉協議会の佐藤力会長は、秋田県の少子高齢化問題において、重要なのは人口の多寡ではなく人々の交流の質、と話し、大都市での孤立した生活より、たとえ人の数は少なくても互いに励まし認め合える関係性を持った地域社会の力こそ大切であると力を込めた。さらに「人口は減っても、お互いを認め合い、助け合えるまちづくりを進めていけば地域の活力は再び戻ってくる。そういった希望を胸に、今日はボランティア仲間との交流を深め、より活動を広げていただきたい」と述べた。
ボランティアミニミニトークには、仙北地域で子ども食堂を運営する松本さとりさん、サロンお助けバンクに登録する大曲地域の三浦文子さん、ふれあいサロン世話人を務める西仙北地域の齋藤幸子さんの3人が登壇。司会進行役にFMはなびパーソナリティー、藤田浩士さんを迎え、日頃の活動内容や地域づくりにかける思いなどを語り合った。
子ども食堂「食事のなる木プロジェクト」代表を務める松本さんは「笑顔あふれる交流を通じ、困ったときに助け合える家族のような関係性を育み、心身ともに安心できる居場所づくりを目指している。忙しい毎日を送る子どもたちにとって、学校や部活以外で息抜きできる場が必要と感じている。多世代の方が関わって下さることで、地域全体で子どもを育てる環境が実現できる」と話した。
続いて行われたステージ発表には、3団体2個人が出演。大曲婦人会の踊りのステージや大曲ふれあい会の合唱、佐藤正太郎さんとハツさんのデュエットなど、多彩な歌や踊り、演奏で盛り上がった。
※写真は
ボランティアソングを合唱
ボランティア活動を紹介するミニミニトーク
にぎわう販売コーナー
踊りを披露する大曲婦人会
大曲ふれあい会の歌のステージ
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