2024年12月17日号
地域の安全安心まもる
年末年始 交通安全合同出発式

photo  大仙警察署(浅利守署長)は10日、美郷町総合体育館リリオスで年末年始・交通安全合同出発式を開催した。
 防犯協会や防犯指導隊、交通指導隊連合会会員など約80人が出席。犯罪や交通事故防止にむけた決意を新たにした。年末年始の特別警戒は来年1月3日まで。
 浅利署長はあいさつで、県内の治安情勢について説明。刑法犯認知件数は昨年比でやや上昇し、大仙警察署管内でも微増傾向にあると話し、中でも特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺は認知件数、被害額ともに激増していると警鐘を鳴らした。また「闇バイト」を通じた強盗・窃盗事件も発生しており、都市部に限らず当県でも特殊詐欺の受け子や詐欺・窃盗行為の実行犯として関与するケースが現実にあると指摘。「地域に暮らす住民の皆さんが日頃から声をかけ合う地域ぐるみの活動が、犯罪や交通事故を未然に防ぐための大きな抑止力になる。当署でも、安全安心なまちづくりにむけた実行力のある施策を推進していく考え。今後とも皆さんのお力添えをお願いしたい」と呼びかけた。
 来賓として出席した大仙美郷地区防犯協会連絡協議会の渡部英治会長は「われわれにとっていちばん大事なのは、安心して暮らせる平穏な日常。これから年末年始の慌ただしい時期を迎えるが、今日の出発式を契機に、地域の安全を守り、安心安全なまちづくりへの誓いを新たにしたい」と述べた。
 高齢者安全安心アドバイザーによる、特殊詐欺被害防止にかかる寸劇も上演。架空料金請求詐欺の巧妙な手口を紹介した。
 式の終わりには、パトカーおよび交通指導車、青色防犯パトロール車18台が街頭パトロールへ出発。シートベルト着用や安全運転、飲酒運転撲滅等を呼びかけながら各地区の警戒に向かった。
 今年度の「無施錠盗難被害防止74日(なし)作戦」活動優秀支部に対する表彰伝達も実施。同活動を効果的に推進した大仙市防犯協会大曲支部に、渡部会長から表彰状が手渡された。

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※写真は
大仙市防犯協会大曲支部を表彰
あいさつする浅利署長
18台がパトロールに出発
高齢者安全安心アドバイザーによる寸劇


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詳しくは2024年12月17日(火)号をご覧下さい。
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