2025年1月23日号 |
遠くまで飛べ
折り紙ヒコーキ教室
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子ども達に飛行機に興味を持ってもらおうと、日本航空秋田支店と美郷町が16日、町総合体育館リリオスで「折り紙ヒコーキ教室」を開いた。町内の認定子ども園の園児が日本航空の社員から紙飛行機の作り方を教わり、体育館で飛ばして遊んだ。
講師は日本航空社員で折り紙ヒコーキ協会認定の指導員資格を持つ渡邉善樹さんら。参加した千畑なかよし園、六郷わくわく園、仙南すこやか園の年長児94人は、A4サイズの紙を使って先端がイカの耳のような形になる「いかヒコーキ」づくりに挑戦した。
渡邉さんは紙を触りすぎると手の脂で飛びにくくなることや、翼の部分をバランスよく広げることで遠くに飛ばしやすくなることなどをアドバイス。
一つ一つの行程ごとに渡邉さんが「できましたか」と聞くと、子ども達は整備士の人たちがOKサインを出すときに親指を立てるハンドシグナルで反応した。
紙飛行機が完成すると、子ども達はフラフープの輪や点数が書かれた的に向かって飛ばし、的や輪の中を上手に通過させると、声をあげて喜んでいた。飛距離を競いあう場面もあり「すごい、こんなに飛んだよ」などと言って自由に楽しんだ。
六郷わくわく園のみぎやあおくん(6)は「折るのが少し難しかったけど優しく教えてもらい上手にできた。たくさん飛んで楽しかった」と話した。
折り紙ヒコーキ教室は、日本航空が実施している次世代育成プログラム「空育(そらいく)」の一環。美郷町と同社が2013年に結んだ連携協力協定に基づき行われているもので、今回が9回目。
※写真は
友達と一緒に折る園児
作り方を説明する渡邉さん
ハンドシグナルでできたことを知らせる
フラフープの輪を通す
穴を目掛けて飛ばす
友達と一斉に飛ばす
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