2025年1月25日号
救世主初出動
除雪ボランティア「大仙雪まる隊」

photo  大仙市の除雪ボランティア「大仙雪まる隊」(米澤谷榮一会長)が21日、大曲地域で今季初出動した。隊員が高齢者宅での除雪活動に汗を流した。
 大仙雪まる隊は、住民同士の助け合い、支え合いで雪害に対応しようと、平成18年の豪雪を機に市社会福祉協議会の呼びかけにより組織されたボランティアグループ。自力での除雪が困難な一人暮らし高齢者らを対象に雪寄せボランティアを実施し、冬場の救世主≠ニして喜ばれている。
 この日の活動場所は、大仙市川目の2ヵ所。日本コムシス大曲営業所と米澤谷会長、市社会福祉協議会の職員の計8人が参加した。
 1軒目の対象者宅では、屋根から落ちた雪が地面と繋がりそうな状態。これを参加者がスコップで削り、庭に散らした。
 雨だれ部分は空洞が出来ており、近くを踏むと胸の辺りまで埋もれてしまう場面も。雪質も「湿ってて重い」と息を切らしながら除雪作業に精を出した。  家主の80代男性は「家の屋根が大きいので、落ちた雪を寄せるのは一苦労。本当に助かるしありがたい。私も若いときにこうしたボランティアに参加しておくべきだった」とありがたみを噛み締めていた。
 昨年12月9日現在、雪まる隊の登録者は36個人、団体1543人の計1579人となっている。

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※写真は
屋根からの雪をスコップで寄せる
雪山を崩す
重い雪に苦戦


詳しくは2025年1月25日(土)号をご覧下さい。
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