2025年1月28日号
料理と日本酒を堪能
川端と鈴木酒造店のコラボ企画

photo  グランドパレス川端と鈴木酒造店のコラボ企画「遥かなる酒の道『秀よし』と季節を紡ぐ『川端』の会席料理 一座建立」が17日夜、グランドパレス川端で開催された。73人が来場し、絶品料理や日本酒を楽しんだ。
 鈴木酒造店の柴田大司営業部長が「伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録された。今後は海外からも日本酒に対する注目度が高まってくることが予想される中で、われわれも酒造りの気持ちが高まっている。今回のイベント名になっている『一座建立』はこの場にいるみなさん、心を一つにしてその場を作り上げるという意味合いがある。みなさんでこの会を盛り上げていこう」とあいさつ。同社の鈴木松右衛門代表の長女、鈴木結美子さんが乾杯の発声をした。
 用意された日本酒は乾杯酒で新酒第1弾の「純米酒しぼりたて」、にごり酒でありながら爽快な口当たりと爽快感を楽しめる「本醸造賢人」、どんな料理にも合う「生貯蔵酒瓢箪」、それに「純米吟醸酒 松声」など9種類。
 5年前の秀よし330周年記念のイベントで提供された限定酒「330周年記念酒 純米大吟醸酒古酒」も用意された。酵母は平成2年の吟醸酒ブームの中、自然体酵母の先駆けとして誕生した秋田流花酵母「AK―1」を使用。秋田を代表する秋田酒こまちを原料に、330周年にちなみ贅沢に33%まで磨きをかけた極上の純米大吟醸で、来場者は貴重な酒を心ゆくまで味わった。
 魚料理は「鯛・帆立・海老三種のマリアージュ」。鯛は香ばしく焼いて甲殻のソースで仕上げ、焼いた帆立にトマトソースチーズをかけ、ボイルした海老にフレンチドレッシングをかけて仕上げた。
 肉料理は「牛肉の低温ロースト和風シャリアピンソース」。低温でローストした牛フィレに玉ねぎを使った和風ソースをかけて仕上げた。
 御食事は「軍艦巻き二種(イクラ・とんぶり)」。甘みが強く濃厚に仕上げたイクラと、とんぶりは相性の良い長いもを合わせた。
 参加者は日本酒と料理を堪能。「美味しい。料理と日本酒の組み合わせが最高」などと話しながら舌鼓を打っていた。

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※写真は
あいさつする柴田営業部長
乾杯の発声をする鈴木さん(左)
日本酒と料理を楽しむ参加者


詳しくは2025年1月28日(火)号をご覧下さい。
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