2025年2月20日号 |
会話が自信になった
台湾教育交流の報告会
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大曲中学校の生徒8人が今年1月7日から10日まで、姉妹校となっている台湾・新北市立章和國民中學を訪れ、生徒との交流や夜市体験などをしてきた。1月30日、大曲中学校で報告会が開かれ、1年生221人が発表を聞いた。
報告会で1年生の根田朔太朗さんは晩餐会やカルタ遊び、台湾・十分でのランタンづくりの様子などを紹介しながら「言語の壁はあったがジェスチャーや表情でコミュニケーションをとることが大切だと感じた」と話した。
台湾交流学習を通じてこれからの生活に活かしたいことについては「誰に対しても優しくするということ。台湾の人たちは、プレゼントや案内など僕たちが喜ぶようなおもてなしをしてくれた。困らないようにいつも気をつかってくれた。誰に対しても優しくするということが大切だと感じた。学校でも心のこもったあいさつや相手を思いやる言葉遣いをしていきたい」と述べた。
台湾で折り紙を紹介したという2年生の山形芽生さんは「作成する上で鶴の最後に羽を広げる部分や頭の形を折り込むところに苦戦していて、それを伝えるのが難しかった」と語った。
観光地である九分や夜市については「台湾の生徒は常に私たちを案内してくれ、おすすめの店があると教えてくれたことから、私たちに楽しんでもらおうとしてくれていることが伝わってきた」と山形さん。「自分から積極的に話すことの大切さを学んだ。台湾では自分から話すことで繋がりを持つことができ、友達にもなれた。国も言語も違う台湾のみなさんと話すことは、最初は難しいと思っていたが、お互いの学習言語である英語やジェスチャーを使い会話をすることができた。自分の力で会話をしたことで自信もついた。しかし伝わらなかったときに少し違う言い回しの英語を自分の中で考え伝えられれば良かったと悔いが残っている。まずは自分から意見を発することを心がけ、クラスや学年、学校のために頑張っていきたい」と述べた。
大曲中と章和國民中學は昨年4月に姉妹校提携を締結。今後は、章和國民中學の生徒が大曲中学校を訪れ交流する予定。
※写真は
教育交流の報告をする生徒たち
スクリーンに写真などを映した
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