2025年3月20日号 |
ミラクル探しの旅は続く
大曲小学校の卒業式
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大曲小学校(築地高校長)で15日、卒業式が挙行された。ミラクル学年100人が保護者や恩師、在校生らに見送られ、新たな一歩を踏み出した。
中学校の制服に身を包み、凛としたまなざしで式に臨んだ卒業生。クラス担任から名前を呼ばれると、よく響く声で返事をし、築地校長から卒業証書を受け取った。
築地校長は式辞で、学校行事や縦割り活動等でリーダーシップを発揮し、団結力と大きな成長を見せたミラクル学年の功績を振り返った。「君たちの可能性を大きく開かせたのは、君たち自身の努力に加え、家族や先生方の支えがあったから。ミラクル学年の強みである『勢い』は、それを大事に育んでくれた方々によって花開いた。感謝の思いを忘れないでほしい」と語りかけた。
社会の分断が進み、ともに生きることが難しくなっている現代において「君たちに強く望むのは、多様性を認め、ともに生きる社会の主人公であること。自分の足で立ち、自分の頭で考え、自分らしく生きていくこと。自分だけでなく身近な人たち、社会全体が幸せになっていく学びを続けてほしい。君たちのミラクル探しの旅はまだ続く」と力を込めた。
門出のことばでは、卒業生が思い出いっぱいの6年間を振り返り、これまで見守ってくれた家族や恩師、地域住民へ感謝の気持ちを伝えた。
学年歌「ミラクルを探して」を元気に合唱し、在校生にバトンを渡して、いよいよ巣立ちの時を迎えた卒業生。保護者や在校生が見つめる中、勇気をもって夢に向かい、強く生きていくことを誓った。「たくさんの感謝と卒業の喜びを胸に」、「伝統ある大曲小学校を巣立ちます」、「ぼくたちミラクル学年は、大きくはばたきます」と決意を示し、最後に卒業歌「つながる空」を声高らかに歌い上げた。
保護者や恩師、在校生の大きな拍手と笑顔に包まれ、100人は新たなミラクルを探しにそれぞれの未来へと旅立った。
※写真は
卒業証書を受け取る
式辞を述べる築地校長
学年歌「ミラクルを探して」を合唱
卒業証書を披露
門出のことば
旅立ちのとき
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