2025年5月29日号 |
心ひとつに響かせる
ゴスペル無料体験講習会
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澄んだハーモニーが礼拝堂に響き渡った。大仙市を拠点とする男女混合ゴスペルグループ「ビッグ・ウェイブ・ゴスペル・クワイヤ」(鎌田千都世リーダー、メンバー20人)が19日、大曲教会礼拝堂でゴスペル無料体験講習会を開催した。初体験の参加者を含む約20人が、荘厳な歌声で礼拝堂を満たした。
講師を務めたのは、ゴスペルディレクターのケン・テイラーさん。フィリピン出身のケンさんは、ジャズピアニストとして活躍した後、アメリカで聖歌隊の指導方法やゴスペル音楽を本格的に学んだ。1997年の来日以来、約30年にわたってゴスペルクワイヤの指導者として活動している。
ビッグ・ウェイブ・ゴスペル・クワイヤは2004年から活動を開始。地元の幼稚園や小中学校でゴスペル授業を行うなど、音楽を通じた地域貢献に力を入れている。県内外の音楽イベントへも積極的に出演し、昨年12月には大曲駅のステーションピアノでミニコンサートを開催。地元の音楽ファンを楽しませた。
この日集まった参加者は、テナー、アルト、ソプラノとパートごとに分かれて着席。ケンさんの弾く電子ピアノに合わせて、各ヴァース、ヴァンプを繰り返し丁寧に練習した。練習したのは「THE PRES ENCE OF THE LORD IS HERE(主の存在がここに)」と「THE BLESSING(祝福)」の2曲。初めての参加者は英詞に最初は戸惑う様子もあったが、先輩メンバーの歌声に励まされ、次第に声を合わせて、最後は全員で美しく重層的なハーモニーを奏でた。
鎌田さんはゴスペルの魅力について、メロディとコーラスの美しさに加え、歌を通してあらゆるものとつながる喜びを語る。「ゴスペルは神様とのコミュニケーションでもあり、同時に歌を聴いて下さる方と言葉をこえて心を通じ合わせる機会でもある。声を張り上げて全力で歌うイメージがあるかもしれないが、それよりもみんなで声を合わせ、お互いの気持ちをひとつにして歌ったとき最も美しいハーモニーが生まれる」と話した。
歌詞は英語が基本だが、繰り返しが多いため、慣れるとハードルが下がって歌いやすいのも特徴。
鎌田さんは「少しくらいついてこられなくても大丈夫。ゴスペルを歌うのは思っているより簡単。興味のある方は気軽に参加してみてほしい」と呼びかけた。
同グループでは現在メンバーを募集中。活動の様子はYouTubeチャンネル「ビッグ・ウェイブ・ゴスペル・クワイヤ」でも視聴できる。
※写真は
約20人が参加
講師のケン・テイラーさん
澄んだ歌声が響く
パートごとに練習
全員で奏でるハーモニー
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