2025年6月14日号 |
美郷雪華を剪定
JALが地域貢献活動
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美郷町と連携協力協定を結んでいる日本航空(JAL)の従業員が5日、町ラベンダー園でラベンダーの選定作業に取り組んだ。
剪定作業にはJALの客室乗務員と秋田支店社員の計7人が参加した。栽培管理を行う担当者から「風通しが悪くなると病気になる。芯が茶色くなっているのが枯れている証拠」などと説明を受けながらラベンダーの枯れ枝をはさみで切り取る手順などを教わった。
剪定したのは町オリジナル品種の白色ラベンダー「美郷雪華」。はさみと肥料袋を手にした参加者は、枯れ枝を見極めながら丁寧に剪定した。
客室乗務員の河内山靖子さん(55)は「秋田は初上陸で空港を降りてからの田園風景がきれいで感動した。ラベンダーは丁寧に手をかけてあげると、きっときれいな花を咲かせてくれる。満開に咲く時期にまた来てみたい」と話した。
剪定作業はJALの地域貢献活動の一環。町とは地域活性化や環境保全雄推進を目的に2013年に協定を結び、人事交流やボランティア活動を行っている。
ラベンダーまつりは7日から始まっている。会期は29日まで。時間は午前9時から午後5時。入場無料。
期間中は摘み取り体験(1回500円)、土日は、トラクターが牽引する遊覧車「こぐまちゃん号」(1回300円)が運行される。きょう14日と28日は県内外のご当地キャラクターが集まるイベントが企画されている。
町担当者によると、「例年は15日前後が見頃で今年は20日前後になりそう。後は天気次第で一気に見頃を迎えるかもしれない」と話した。
問い合わせは、美郷町商工観光課(0187・84・4909)、町観光情報センター(0187・84・37・3980)。
※写真は
説明を受ける客室乗務員
丁寧に剪定
枯れ枝を切り取る
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