2025年6月17日号 |
しっかりと手を挙げて
お散歩コースで安全指導
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大仙市大花町のかえで保育園大曲(高橋美紀子園長・園児数67人)で5月28日、大仙警察署の署員がお散歩コースの交通安全指導を行った。
交通安全指導は、県外でお散歩時の事故が発生したことに危機感を持った同園が、大仙警察署に依頼して2023年から実施している。今回が3回目。
署員2人が同行し、見通しの悪い交差点などの危険箇所において園児の安全な歩行と横断方法などについて指導した。
今回のお散歩コースは、園から300bほど離れた大花児童公園まで。3歳から5歳児28人は保育士の先導で1列になり車や自転車などに気をつけながら散歩を開始。車道に出る際は車が来ないか確認したり横断歩道ではしっかりと手を挙げて渡った。
高橋園長は「毎年実施することで新たな発見もある。クラス担任も変わるのでみんなで、共通意識を持って子ども達の安全を守りたい」と話した。
指導した大仙警察署交通課の佐々木悟交通指導兼交通規制係長は「子ども達は突発的に道路に出たりしてしまうので、大人が手を繋いだり、車道側を歩くように心がけてもらいたい。ドライバーも子ども達の姿を見かけたら車のスピードを落とすなど心がけてもらいたい」と語った。
年長児の奥田うみちゃんは「車のスピードが早くて怖かった。(横断歩道では)手をあげて右左をしっかりと見れた。交通安全に気をつけたい」と話した。
※写真は
手をあげて道路のわたり方を学ぶ
手を繋ぎ歩道を歩く園児
安全に横断歩道をわたる
指導する署員
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