2025年7月1日号 |
白と紫の絨毯
美郷町ラベンダーまつり
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内小友コミュニティ会議(橋村誠会長)の活性化事業「緑のカーテンづくり〜身近で出来る省エネ対策と世代間交流」がこのほど、内小友公民館で行われた。内小友小学校の4年生10人と内小友保育園の園児8人が地域の人たちと一緒にゴーヤの苗を植えながら交流を深めた。
緑のカーテンは窓全体を覆うように張り巡らせたネットにツル植物を絡ませ、カーテンのように育てたもの。窓からの日差しを遮ることで室内温度の上昇を抑制し、植物の蒸散作用によって周囲を冷やす効果が期待できる。
はじめに橋村会長は「みんなで力を合わせて楽しく元気に作業してください。ゴーヤに『早く大きくなれ』と声をかけながら植えると、きっと立派な緑のカーテンになるはず」とあいさつした。
植栽の講師を務めたのは、コイケ種苗の深澤洋亮さん。子ども達は深澤さんのアドバイスを受けながら、大きい箱に果菜子培土を平らに敷き、その上に腐葉土、肥料、赤玉土を投入しかき混ぜた。
出来た土はプランターの8分目まで入れ、苗を植える穴を2カ所、深めに掘った。優しい手つきで子ども達は大人と相談しながら一つのプランターに2本の苗を植え、丁寧に土をかけた。
内小友小学校4年の川村心結さんは「はじめてゴーヤの苗を植えたけど楽しかった。地域の人たちと一緒に一生懸命取り組めたし、土を優しくかけることができた」、佐々木礼将さんは「地域の人たちと一緒に丁寧にゴーヤを植えることができた。毎日水やりをやって、学校が涼しくなるといいなと思う」と話した。
完成したプランターは外に運び出し、ジョウロでたっぷりと水をあげた。
ゴーヤを植えたプランターは計10個が完成した。内小友小学校と内小友保育園がそれぞれ2個ずつ持ち帰り、残り6個は内小友公民館で育てている。
※写真は
土を混ぜる園児
あいさつする橋村会長
水をたっぷりとあげる
地域の人と一緒に植える
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