2025年7月3日号 |
事業計画を決める
大曲仙北危険物協会総会
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大曲仙北危険物安全協会(田村哲朗会長・176事業所)の通常総会が6月20日、グランドパレス川端で開催され、今年度の事業計画や収支予算を決めた。
総会には本人31人、委任状113通の144人が出席。田村会長は「会員が徐々に少なくなってきている中で、はじめて地元新聞紙に会員募集の広告を出させてもらった。多くの人に当協会のこと、消防活動、防災活動、危険物に対して知ってもらいたい」と述べた。また5月下旬に開催された雄物川総合水防演習についても触れ「協会として協力した。これが地域に対する貢献だと思っている。みなさんの協力なしではできないことなので、これからも協力をお願いしたい。感謝と思いやりを持ちながらこれからも協会の運営をしていきたい」と話した。
今年度の事業計画では、法定危険物保安講習会や火災予防週間中の行事への参画、実務研修会の開催、火災予防週間中の行事参画などを決めた。
総会に先立ち表彰式も行われた。長年、危険物の保安に尽力し他の模範となる優良従業員として関尚武さん(和火屋)、本庄喜昭さん(おばこライフサービス田沢湖給油所)、誉田祐喜さん(Astemo秋田美郷)の3人が表彰された。
受賞者を代表して本庄さんが「私たちはそれぞれの事業所で日々、危険物施設の安全確保に努めてきた。今日まで事故もなく業務運営できたのは、消防機関をはじめ関係各位のご指導、ご協力のおかげ。近年は社会状況の変化等により防災面でもより複雑化してきた現況にある。私たち施設の安全面を管理するものとしては時代のニーズに合わせ利用者、地域住民の安全確保に万全を尽くす覚悟。より一層のご指導、ご鞭撻をお願いしたい」と謝辞を述べた。
※写真は
あいさつする田村会長
表彰を受けた優良従業員と田村会長(右)
謝辞を述べる本庄さん(右)
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