2025年7月8日号 |
願いを込めて
七夕花火と夕焼け音楽会
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花火通り商店街(黒澤輝会長)の第14回「丸子川夕焼け音楽祭」と第21回「七夕花火」が5日、大仙市大曲を流れる丸子川付近で開催された。
夕焼け音楽祭には、HMB花館小学校マーチングバンド部と大曲小学校マーチングバンド部が登場。それぞれ演奏を披露した後、両校の合同演奏がスタートした。
カラーガード隊が華麗なフラッグ演技で華を添えながら「たなばたさま」など2曲を演奏し終えると、集まった地域住民や保護者から大きな拍手と声援が送られた。
続いて大曲太鼓道場が息の合った太鼓演奏を披露。大曲小学校和太鼓部も加わり、勇壮な和太鼓の音が響き渡ると、会場はさらに盛り上がった。
日が沈み、辺りが暗くなりはじめると、待ちに待った七夕花火がスタートした。打ち上げ前のあいさつで黒澤会長は「このイベントは生まれ育った故郷、大曲の風景や音、ぬくもりをもう一度感じてもらいたいとの思いで毎年開催している。懐かしさと新しさが交じり合うこの景色、夕焼けに染まる空、子供たちの笑い声、どうぞこのひと時を心行くまでお楽しみください」と述べた。
市内の幼稚園や保育園の園児、小学校の児童らの願いが込められたメッセージ花火では、各園の園長、学校長のメッセージとともに打ち上げられた。
インターバル花火では、大仙市誕生20周年と、鮭ふ化放流事業130年を迎えたことを記念してつくられた「銀の流れは時を越えて」(作詞・作曲はなわ)がBGMとして使用された。サケと同じように「将来はここ大曲に帰ってきて欲しい」という願いを花火に込めた。
インターバル花火とフィナーレでは、水面を泳ぐように火花を散らす金魚花火もあり会場を沸かせた。
来場した親子連れは「金魚花火が普段とはまた違った雰囲気を出していて楽しかった。花火も打ち上げも、素晴らしかった」などと話していた。
※写真は
賑わう会場
2校合同の演奏
金魚花火の演出が加わったインターバル花火
盛大に打ち上がるフィナーレ花火
願いを込めて打ち上げる
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