2025年10月11日号 |
交通安全を呼びかける
一日警察署長に坂本アナウンサー
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秋田テレビの坂本桜アナウンサーがこのほど、大仙警察署の一日警察署長に委嘱された。坂本一日署長は大仙市内の保育園での交通安全教室や大型ショッピングセンターでの店内放送を通じて市民らへ交通安全を呼びかけた。
坂本さんは宮城県出身で入社2年目。「土曜の情報缶詰どっかん!」(毎週土曜午後4時半〜)を担当している。J.S.Aワイン検定ブロンズ、焼き鳥アンバサダーの資格を持っている。
大仙警察署で行われた委嘱式では、安藤直英署長から委嘱状が交付された一日警察署長の坂本さんが「今日一日の活動を通じて、多くの人たちに交通事故防止の重要性を伝え、一件でも多くの交通事故を減らせるよう活動していく。署員のみなさんも、それぞれの立場からやるべきことをしっかりと行い、地域住民の命を守るために各種活動に全力で取り組んでいただくようお願いします」とあいさつした。
署長席の椅子に座った坂本さんは、本日の行動予定に関する決裁をした後、パトカーに乗り、かえで保育園大曲に向け出発。交通安全教室には3歳以上児32人と祖父母が参加した。
坂本さんは園児を前に「今日はみなさんと一緒に交通ルールを勉強するために来ました。みなさんの周りには、車や自転車などたくさんの乗り物があります。それぞれがルールを守らなければ事故に遭ったり、危なくて怖いと感じることがあります。事故に遭わないように、今日はしっかりと勉強しましょう」とあいさつした。
交通安全教室では園児から祖父母へ「運転気をつけてね」と交通安全メッセージが手渡されたほか、園児へ大仙地区安全運転管理者協会と大仙地区安管事業主会から反射材が贈呈された。
坂本さんと署員がミニ交通安全教室を開いた。園児たちは横断歩道を渡るときのルールを確認した後、坂本さんと一緒に手を挙げて渡る練習をした。
イオン大曲店では、「これから日暮れが早まり、重傷事故の発生が増える時期。車は早めのライト点灯に心掛け、ハイビームを効果的に活用しましょう。歩行者は、反射材の活用や明るい服装に心掛けるとともに、歩きスマホなどはせず、周囲の安全確認をしましょう」などと店内放送で交通安全を呼びかけた。
一日警察署長は交通事故死亡ゼロの日の9月30日に合わせて実施した。
※写真は
敬礼ポーズで出発
署員を前にあいさつする坂本さん
祖父母にメッセージを届ける園児
横断歩道の渡り方を指導
一緒に横断歩道を渡る
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