2025年10月23日号
世代超え100人が交流
大仙市ボランティアまつり

photo  第18回「大仙市ボランティアまつり」が3日、大仙市大綱交流館で開かれた。会員や来賓など約100人が参加。「広げよう ボランティアの輪」をテーマに活動への理解を深め、世代を越えた交流を楽しんだ。
 大仙市ボランティア連絡協議会が主催する同まつりは、市内8地域が持ち回りで毎年開催している。オープニングセレモニーで、深井たか子会長は「ボランティアミニミニトークや歌と踊りのステージ、買い物コーナーなど盛りだくさんの1日。楽しい会にしたい」とあいさつした。
 来賓として出席した大仙市社会福祉協議会の佐藤力会長はボランティア活動の本質について語り、活動を通じて生まれる人とのつながりや新たなコミュニティの形成、身近な人との絆の深まりに言及した。
 佐藤会長は「活動を続けるうちに、社会が抱える課題やその背景も浮き彫りになってくる。何よりボランティア活動に携わることで心の豊かさ、余裕が生まれると実感している。逆に余裕がなければ、人に対して何か少しでも自分にできることはないか考えることは難しい。こうした活動が地域でずっと続いていくことを願っている」と話した。
 まつりは二部構成。前半の「ボランティアミニミニトーク」には、NPO法人南外さいかい市の佐々木繁雄事務局長と西仙北高校ボランティア同好会の野中美結会長、NPO法人すこやかサポートにしせんの橋トミ子代表が登壇。FMはなびパーソナリティーの藤田浩士さんと軽妙なトークを繰り広げ、会場は和やかな笑いに包まれた。
 誰かのために行動することが自分自身の成長につながる、と語ったのは野中会長。活動を通じて普段関わることのない人たちと出会ったことで視野が広がり、社会の様々な側面を知ることができた、と力を込めた。
 野中会長は「自分の小さな行動が誰かの笑顔につながる。ボランティアは特別な力がなくても始められる、心のこもった活動。自分たちの歩みが後輩たちの新しい一歩につながってほしい」と語った。  後半のボランティアステージには、特別出演の踊りおがた会を含めた4団体2個人が出演。大曲婦人会による艶やかな踊りや佐藤正太郎さんとハツさんの息の合ったかけ唄、ユニークなスコップ三味線の演奏など多彩な発表で盛り上がった。

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※写真は
にぎわう販売コーナー
あいさつする深井会長
各団体の活動紹介「ボランティアミニミニトーク」
ミニミニトークに登壇した(左から)佐々木さん、野中さん、橋さん
子どもへの接し方を語る橋さん
「踊りおがた会」が華麗に舞う


詳しくは2025年10月23日(木)号をご覧下さい。
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