2025年10月25日号
笑って楽しく健康長寿
友の会の健康まつり

photo  大曲中通病院友の会(池田佐喜男会長)は11日、仙北ふれあい文化センターで第35回健康まつりを開催した。「子供たちのすこやかな未来と健康長寿を願って」をテーマに、会員や地域住民など約400人が参加。ステージ発表や健康講話を楽しみながら、笑いがもたらす健康効果を実感した。
 ステージ発表の合間に行われた開会式で、池田会長は「今回も歌や踊り、太鼓演奏など様々な企画をご用意した。今日は全館貸し切り。日頃の苦労を忘れて、まつりを存分にお楽しみいただきたい」とあいさつ。
 大曲中通病院の佐藤幸美院長が「まつりに参加して楽しみ、喜び、笑うことで体の免疫力が高まることが、最近はっきりとわかっている。私たちの体内では毎日がんの芽ができているが、免疫力がそれを退治している。今日ここで大いに楽しまれた皆さんは、その分寿命が延びたはず」と語ると、会場から笑いと拍手が起きた。
 午前のステージには、わらび座OBと各支部・地域の会員ら約20人が登場。きらびやかな衣装をまとい、艶やかな踊りと自慢の歌声で会場を盛り上げた。
 続いて、秋田大学医学部附属病院・心臓血管外科の山崎友也医師が「静脈瘤を知ろう」と題して講演。静脈瘤の基礎知識から最新の治療法まで、クイズ形式を交えながらわかりやすく解説した。
 山崎医師は、静脈瘤は命にかかわる病気ではないものの、放置すると生活の質の低下につながると説明。「手術と聞くと怖いかもしれないが、いまは日帰りで受けられるので、それほど心配する必要はない。県南地域でも東京と同レベルの質の高い治療が可能。静脈瘤かもと思ったら、お近くの病院で気軽にご相談いただきたい」と呼びかけた。 
 四ツ屋地域から訪れた60代女性は「クイズ形式で参加しやすく、私たちのような一般人にもよく理解できた。先生の優しいお人柄も伝わった」と頷いた。
 午後のスペシャルステージには、演歌歌手の神崎りくさんや高校生民謡ユニット「BA5E」、ダンスチーム「秋田まるまる愛好会」などが続々登場。世代を超えた出演者が、それぞれの持ち味を生かしたパフォーマンスで沸かせた。
 会場ではほかに健康チェックコーナーや販売ブースも設けられ、終日、大勢の人でにぎわった。

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※写真は
「静脈瘤」をテーマに講演 講演する山崎医師
あいさつする池田会長
多くの人でにぎわう販売コーナー
リサイクルバザーも繁盛
会員らによる力強いステージ



詳しくは2025年10月25日(土)号をご覧下さい。
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