2025年11月1日号
無事故を誓う
除雪出動式と安全祈願祭

photo  本格的な降雪シーズンを前に10月29日、湯沢河川国道事務所(田中甫幸所長)の除雪出動式と、受注者主催の除雪作業安全祈願祭が大仙市東川の大曲防災ステーションで行われた。国道13号の大曲工区19・7`と神岡工区22・3`の計42`の除雪を担う高吉建設と秋田振興建設のオペレーターら約40人が出席し、無事故、無災害を誓った。
 安全祈願祭では、駐車場に用意されたロータリー除雪車、除雪グレーダ、凍結抑制散布車など1台ずつお祓いを受けた後、吉建設の佐藤利昭代表取締役が「当地域の主要幹線道路である国道13号を担当することに誇りを持って、協力業者とともに安全に作業することを誓う。機材などの管理と整備の徹底、作業手順書を周知徹底するなどして施行区間を無事故、無災害で除雪作業に従事する」とあいさつした。
 引き続き行われた出動式では田中所長が「大曲国道出張所管内は大仙市協和峰吉川の山間地から市街地を通っており、道路の状況、雪の降り方も大きく異なっている。除雪は社会経済活動や生活維持の観点から継続が求められており、例年にもまして緊張感を保ちながら対応する必要がある。県南地域の暮らしを支える観点から除雪対応や緊急対応をお願いしたい」と述べた。
 長年にわたり除雪作業に貢献したオペレーターを除雪従事功労者として表彰した。表彰を受けたのは佐藤康秀さん(秋田振興建設)、武蔵広忠さん(吉建設)、渡邊亘さん(同)、西村勉さん(同)の4人。
 続いて現場代理人の高橋駿弥さん(吉建設)が「国道13号は横手市と大仙市を結び、さらに秋田市へと続く県南地域の大動脈。除雪作業に当たり、作業従事者が一丸となりこれまで培った技術を用いて地域の生活を支えていくため、冬期の常時交通を確保する。安全管理、健康管理に留意して無事故、無災害で除雪作業を実施する」と決意表明した。
 オペレーターは除雪機械に搭乗し、エンジンを始動させ出動。冬期間の除雪作業への気持ちを高めた。今年度は除雪車22台で作業にあたる。  同事務所によると、昨年の除雪車の初出動は12月12日。もっとも遅かったのは平成15年の12月28日だという。

photo photo photo









※写真は
出動する除雪車
あいさつする田中所長
あいさつする佐藤代表取締役
除雪車両をお祓い


詳しくは2025年11月1日(土)号をご覧下さい。
ニュースバックナンバー



copyright (c)2005 AKITA MINPOU-SYA All Rights Reserved
このサイトに関するご意見ご感想は、minpo@camel.plala.or.jpまで