| 2025年11月8日号 |
86人が腕を競う
大仙市で2大会
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第42回東北将棋大会ならびに第20回大仙市民交流将棋大会が3日、大曲交流センターで開催された。一般から小学生まで86人が参加。真剣なまなざしで対局に臨んだ。
大仙市誕生を機に平成30年から始まった市民交流将棋大会と、西仙北地域で開催されていた東北将棋大会を一本化して開催している本大会。
開会式で、大会会長の老松博行市長にかわり、大仙市の伊藤雅己教育長があいさつ。「昨今、将棋が各メディアで大きく取り上げられる中、プロ棋士の皆様と間近で触れ合えるこのような機会は、皆様にとって大きな感動と刺激になることと思う。
また本大会と並行して、会場2階では小学生将棋対抗戦も行われている。将来を担う子どもたちが将棋を通じて交流を深め、活動の輪を広げながら腕を磨く場となっており、今後の活躍が期待される。時間があれば、ぜひのぞいていただきたい」と述べた。
小松榮治大会実行委員長は「これまで培ってきた実力を存分に発揮し、優勝を目指してがんばってほしい」とエール。審判長を務めた日本将棋連盟の横山泰明七段は「将棋の上達には、大会に出て腕を磨くのもひとつ。われわれプロ棋士との交流を通じ、将棋への興味をさらに深め、楽しんでいただければ」と話した。
同日、関連イベントとして大仙・美郷・仙北小学生将棋対抗戦も開催。大仙仙北地域6校の小学生14人が参加し、熱戦を繰り広げた。
成績は次の通り。敬称略。
【東北将棋大会・大仙市民交流将棋大会】
◇名人戦の部=@納谷瑛志(秋田市)A藤谷明弘(岩手県盛岡市)B沢谷達夫(湯沢市)
◇A級=@相馬雄一(秋田市)A佐々木遥斗(羽後町)B堀井邦明(秋田市)
◇B級=@三浦泉(秋田市)A佐藤愛(秋田市)B阿部廣三(横手市)
◇C級=@矢守弘(秋田市)A林義雄(横手市)B戸巻寛司(大仙市)
【大仙市小学生将棋対抗戦】
◇4年生以下の部=@篠沢悠樹(大曲小)
◇5〜6年生の部=@柏木桔平(角館小)A高橋壱都(藤木小)B貝伊織(大曲小)
◇団体戦=@大曲小学校
※写真は
14人が腕を競った小学生将棋対抗戦
対局開始
あいさつする小松実行委員長
審判長を務めた横山七段
一手に熱がこもる
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