| 2025年11月20日号 |
10周年を祝う
健康長寿めざし「ぐっと楽健康教室」
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美郷町が平成27年8月から開催してきた「ぐっと楽健康教室」が10周年を迎え、13日、総合体育館リリオスで記念式典が開かれた。教室参加者や町民など150人が出席。教室に10年通い続けた照井代根子さんは「皆さんの笑顔や優しい言葉が嬉しくて続けてこられた」と振り返った。
美郷町は平成26年度から健康長寿日本一を目指し、「自分の健康は自分で守る」という理念のもと、身体活動の強さを示す指標「メッツ」を用いたメッツ健康法を中心とした健康づくりを推進してきた。同教室では、肩や腰が痛くて悩んでいる人や、運動習慣がない人でも気軽に取り組める運動を提案。令和6年度末には、のべ参加者数が6万人を超えた。
松田知己町長はあいさつで、人生初の整体施術で筋肉の凝りがほぐれ、楽になった体験を挙げ、「運動して筋肉をほぐすことの大切さを実感した。皆さんにはセルフケアの一環として、これからもぐっと楽健康教室へご参加願いたい。自身の健康は自身にしかわからない。健康維持への意識を高く持ち、これからもがんばってほしい」と述べた。
式典では、教室に10年続けて参加した町民35人を表彰。松田町長が一人ひとりに表彰状を手渡した。
受賞者を代表し、照井さんは「これからの10年は介護知らずを目標に、健康体操やウォーキング、推し活もがんばりたい。皆さんも一緒にがんばりましょう」と呼びかけた。
教室スタート時から講師を務めている健康運動指導士の黒田恵美子さんは「10周年を迎えられて本当にうれしい。教室運営にご尽力いただいた町福祉保健課の皆さん、教室にご参加くださった方々のご理解とご協力があって続けることができた」と感謝の思いを表した。
式典と合わせて開かれた健康づくり講演会では、日本航空株式会社人財本部の小池朋子さんが「続けたからこそわかる!運動を継続することの大切さ」と題して講演。同ウエルネス推進部のフィットネストレーナー、黒島伸子さん、藤田和さんらがJALの取り組み「本気の!ラジオ体操」を実演し、参加者とともに汗を流した。
※写真は
10年継続者を表彰
照井さんの受賞者代表あいさつ
あいさつする松田町長
講演する小池さん
「本気の!ラジオ体操」に臨む参加者
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