| 2026年2月5日号 |
人生設計などを考える
太田東小学校で志授業
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太田東小学校(櫻田武校長)で1月23日、「自分の人生の社長になるこころざし授業=vが開催された。5、6年生23人が将来に向けての人生設計や自分の生き方についての考えを深めた。
今回の講師には、一般社団法人「志授業」推進協議会が主催する「講師認定試験」に合格した横手市で薬局などを営む潟Xテージ代表取締役の柳沢忍さんと、ハチミツや薔薇を使った食品や化粧品の通信販売を展開し、太田地域に加工所がある株式会社ローズメイ(東京)代表取締役の原田青さんが務めた。
志授業は子どもたちの心に眠る「志」や「夢」を引き出し、将来に向けての人生設計や自分の生き方についての考えを深める機会を提供するもので、「自分の人生は自分で決めるというスタートラインに立つための授業」と評価されている。
柳沢さんは「夢・目標」は自分の中から湧き出る「したいもの」であり、「志・使命感」は時代や社会の希望に応えて「やるべきもの」と説明した。
日本国内の食品ロスは472万dで世界食糧計画の支援総量の480万dとほぼ同じ。「日本人は『感謝(ありがとう)欠乏症』にかかっているかもしれない。当たり前と思わず『ありがとう』と言葉にしていますか」と問いかけた。
社会に出るということは、自分の個性を活かして、世界から一番多くの「ありがとう」を集めることができる「お役立ち山」に登頂すること。授業ではその登山イメージを図式化し、児童たちは自分の「長所・得意なこと・ほめられたこと」を組み合わせて生まれる「お役立ち山(職業)」とその頂上に登ったときにもらえる「ありがとうの声」を想像して書いた。
代表児童からは「私の志は薬剤師になって病気の人を元気にさせられるようになること」と発表があった。目標には高校で理系を学ぶことや体操のかわりにダンスを教えて患者さんに健康になってもらうことなどを掲げた。
柳沢さんは「大きい志はなかなか一人では実現できない。出会った仲間は宝物。お役立ち山に近づける」と述べた。さらに「自分の未来をつくる決定権は自分にある。どんな小さいことにも『ありがとう』と感謝でき、周りの人達から『ありがとう』と感謝される人になること。途中で諦めたくなることもあるが諦めないでほしい。色々なお役立ち山を書いてもらった。これからの自分のビジョンが出来ると思う。世界にはばたくかもしれない。でもみなさんの根っこは秋田であり太田。将来は秋田、太田のために何かできる人になってもらいたい」と呼びかけた。
6年生の橋楓夏さんは「今までは何でもいいやと思い、自分の気持ちをしっかりと持つことがなかった。志授業を通して自分の気持ちに気付けたし、これからの人生設計に役立った」と話した。
※写真は
真剣に話を聞く児童達
講演する柳沢さん
「お役立ち山」を発表する児童
友達と話し合いながら自分の長所などを知る
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