| 2026年4月4日号 |
花火文化の裏側≠ヨ
「はなび・アム」バックヤードツアー
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花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」で3月22日、バックヤードツアーが開催された。全5回の開催には大仙市内から計23人が参加。普段は立ち入れない資料保管庫やシアターの舞台裏を職員の案内で巡った。
午前11時からの回には6人が参加。同館の風登紀英参事の案内で、3階の資料保管庫や4階のはなびシアター裏側などを見学した。
最初に足を踏み入れたのは3階にある花火資料保管庫。大仙市指定文化財「大曲村年中行事絵巻」の実物が参加者を迎えた。江戸から明治にかけて活躍した画家・平福穂庵の手によるとされる全長約8bの大作には、明治初期の諏訪神社の祭典で打ち上げられた花火を丸子橋から眺める群衆の姿がいきいきと描かれている。現在の「大曲の花火」に匹敵するほどの人出と色鮮やかな和火に、参加者の目は釘付けになった。
資料保管庫にはポスターやパンフレットなど紙の資料に加え、8_フィルムやビデオテープに記録された映像資料も納められている。1979年6月に西ドイツ(当時)・ボンで打ち上げられた日独親善花火を8_フィルムで記録したDVD映像が披露され、参加者は遠い異国の空に咲いた花火の記録を息を飲んで見つめた。
影絵作家・藤城清治氏の作品「大曲の花火」(レプリカ)展示の仕掛けや、4面マルチスクリーンで高精細映像を映し出す「はなびシアター」の裏側も探索。普段は見られない花火文化の舞台裏を体感し、最後は別館で地元花火業者のはんてんを身にまとい、記念撮影を楽しんだ。
大曲地域の小1男児は「はなび・アムには来たことがあったけど、バックヤードは初めて。花火のはんてんを着られてうれしかったし、影絵の部屋もキラキラしてきれいだった。いろんなことが知れて楽しかった」と話した。
※写真は
「大曲村年中行事絵巻」を鑑賞
花火師のはんてんを着て笑顔
はなびシアターで設備を解説する風登参事(中央奥)
鞠水館も見学
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