| 2026年6月6日号 |
「勝利のねぎ」栽培に奮闘
まごころ農園の田畑さん
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元格闘家という異色の経歴を持ち、秋田に移住後、農家に転身した男性がいる。
大仙市の農業生産法人エスエイチファーマーズ「まごころ農園」の田畑雄基さん(47)のネギは完全有機栽培で甘みが強い。「勝利のねぎ」として話題となっている。
東京都出身の田畑さんは2017年春、結婚を機に秋田へ移住。2020年、大仙市の新規就農者研修時代の仲間とともに就農した。
田畑さんのねぎ作りの最大の特徴は、農薬や化学肥料を一切使わないこと。「安心・安全で本当に美味しい野菜を届けたい」という強い思いを持っている。
こだわりは土作りにもある。ただ何を使用しているかは企業秘密=Bこだわりの土と無農薬で育てた「勝利のねぎ」は生の状態で糖度は約14度、熱を加えると40度を超えるほどに甘さが増す。外側はシャキシャキ、中はトロッとした食感になり子ども達も食べやすい。「もう他のねぎを食べられない」と言われるほど極上のねぎだ。
栽培するのは仙北地域の横堀地区にある畑で面積は約80e。今年は昨年の15万本より9万本多い24万本を播種した。今シーズンの植え付けは4月後半からGW明けまで実施。専用の機械「ひっぱりくん」で次々と苗を植えた。ネギが大きくなるまでは土かけや除草を行いながら7月後半から収穫する。県内では「しゅしゅえっとまるしぇ」や「アックスフーズマート」、「ジェイ・マルエー」で取り扱われる予定。
「勝利のねぎ」は日本野菜ソムリエ協会主催の「野菜ソムリエサミット」で評価員から「濃厚な甘みと旨味、そしてマイルドな香りを兼ね備えた、ねぎ好きにはたまらない逸品」と評価を受けた。現在は「勝利のねぎ」の商標登録を目指し申請中だという。
田畑さんは「いまはAIを使った良い機械もたくさん出てきているので農業の自動化を進めていきたい。食育という面でも地域貢献していきたい」と話した。
※写真は
植え付けたねぎの苗
作業する田畑さん
ねぎの葉をカット
糖度は40度超え
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