| 2026年6月9日号 |
嵯峨さん(秋田市)が優勝
秋田おばこ節全国大会
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第35回「秋田おばこ節全国大会」が7日、大曲市民会館・大ホールで開催された。大賞、熟年、年少の部あわせて84人が出場。自慢ののどを競い合い、大賞の部では秋田市の嵯峨泉稀さん(18)が優勝を果たした。
「おばアーこナー 何んぼになる 此の年 暮らせば 十と七つ」で知られる「秋田おばこ節」は、民謡王国・秋田を語る上で重要な唄のひとつ。秋田の風土や人々の暮らし、心情を豊かに表現したこの唄はいまも多くの人に親しまれている。
本大会は「秋田おばこ節」の正しい伝承と普及を図り、民謡を通じた地域文化の振興と地域活性化につなげようと毎年この時期に開催。大賞の部(年齢制限なし)には37人、熟年の部(75歳以上)に40人、年少の部(中学生以下)に7人が出場し、大賞の部では予選を通過した上位10人が、午後からの決勝に進んだ。
審査は秋田県民謡協会理事長の梅若梅祥さんを審査員長に、同上席師匠の二代目浅野梅若さん、日本民謡協会名人の千葉美子さんの3人が務めた。
梅若審査員長は講評で「おばこ節は節回しが一番の聴かせどころ。先生について勉強している方は、その辺をしっかり身につけてほしい。熟年の方の歌にはさすがの味わいがあり聞き入った。若い人は、声の力で一歩リードしていたように感じた」と話した。
一昨年、昨年と準優勝を重ね、三年目の今年、ついに頂点に立った嵯峨さん。秋田おばこ節は一見易しそうで、実はとても難しいと語る。今日の出来は思い通りではなかったとしつつ「去年、おととしと比べ、少しは成長できたと思う。人それぞれ歌い方がちがい、正解がないのが民謡の魅力。昔ながらの民謡を歌う人が少なくなった今、その伝統を受け継げるようがんばりたい」と喜びを語った。
成績は次の通り(敬称略)。
【大賞の部】
▽優勝=嵯峨泉稀(秋田市)▽準優勝=川辺節子(秋田市)▽3位=川井ふたば(秋田市)
【熟年の部】
▽最優秀賞=橋邦子(大仙市太田町)▽優秀賞=佐藤貞美子(秋田市)▽敢闘賞=伊藤幸徳(秋田市)
【年少の部】
▽最優秀賞=長谷川芽咲(大館国際情報学院中3年)▽優秀賞=浦田詩歌(雫石中3年)、鎌田爽生(港北小6年)
※写真は
表彰を受け取る嵯峨さん
のどをふるう嵯峨さん
梅若審査員長の講評
決勝に臨む出場者
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