2026年7月9日号
手順などを確認
緊急銃猟想定 実地訓練

photo  大仙市は県や大仙警察署、地元猟友会と合同でツキノワグマが人の生活圏に出没した際に緊急銃猟を想定した実地訓練を同市豊岡のサンビレッジ中仙周辺で行った。約40人が緊急猟銃の実施に必要な手順の確認、市民の安全確保などクマを駆除するまでの動きを確認した。
 訓練では、はじめに座学が行われ、県生活環境部自然保護課の近藤麻実主査が、人の生活圏にクマが出没した際、市町村の判断で猟銃による駆除を可能とする「緊急銃猟制度」の内容や、同制度に関する他市町村の事例を紹介した。
 実地訓練は、サンビレッジ中仙敷地内にツキノワグマが侵入してそのまま留まっていることを想定。現地に関係者が集まった場面からスタートした。
 市と大仙署は通報を受けて対応開始。山への追い払いや箱わな、麻酔での駆除が困難であることから、緊急銃猟の実施を決めた。
 市中仙支所農林建設課の高橋宏範課長を中心に鳥獣被害対策実施隊(猟友会)ら関係機関が連携。地図を見ながら、通行規制の範囲やパトカーと市広報車を配置する場所、周辺住民に周知する役割分担などを協議した。
 市長からの緊急銃猟の許可を得た実施隊がサンビレッジ中仙の2階部分から桜の木に登っているツキノワグマに発砲。その後、徐々にクマに近づき絶命を確認した。
 高橋課長は「近隣住民に避難をお願いする方法について大仙署と相談できた。実施隊らとやりとりする方法としてトランシーバーが有効的だと思う。有事の際にいかしていきたい」と話した。
 市によると、6月20日現在でツキノワグマの出没件数は184件で前年同日比で73件増だという。
 訓練は6月22日に実施。昨年に続き2回目。
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※写真は
緊急銃猟について学ぶ参加者
実地訓練について説明


詳しくは2026年7月9日(木)号をご覧下さい。
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