| 2026年7月14日号 |
税の意義や役割考える
太田分校で租税教室
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大曲農業高校太田分校でこのほど、租税教室が開催された。全校生徒19人が税の意義や役割について深く考えた。
秋田県租税教育推進協議会では、県教育委員会教育長の推薦を受けた小学校、中学校、義務教育学校及び高等学校を租税教育推進協力校に委嘱。大仙仙北地区租税教育推進協議会管内では西明寺小学校、美郷中学校、大曲農業高校太田分校が協力校となっている。
租税教育は国や地方公共団体の活動の源である租税の意義や役割を正しく認識してもらい、納税義務を果たすことの大切さを理解してもらおうと、平成6年から取り組んでいる。
この日講師を務めたのは、秋田南税務署の税務広報広聴官の石田宗義さん。「私たちの生活と財政の役割」をテーマに進めた。
ライフイベントと税金の関係性についてワークを使い考えた。働くと所得税、車を購入すると自動車税、家を購入すると不動産取得税や固定資産税、温泉に入ると入湯税がかかり、生徒たちは自分の生活と密接な関係にあることを再認識した。
公立学校の児童・生徒1人あたりの公費負担教育費は、1年間で小学生は約96万8000円、中学生で108万3000円、高校生(全日制)で106万4000円だという。高校卒業までに1300万円の税金が投入されていると説明を受けると驚きの表情を浮かべていた。
国の財政について石田さんは「2026年度予算の国の一般会計歳出122・3兆円は主に社会保障、国債費、地方交付税交付金等に使われており、これらで約4分の3を占めている。この122・3兆円は税収等と公債金(借金)で構成されている。現在、税収等では歳出全体の約4分の3しか賄えておらず、残りの約4分の1は公債金に依存している。この借金の返済には将来世代の税収等が充てられることになるため、将来世代への負担を先送りしていることになる」と説明した。
最後には1億円のレプリカが登場。重さは10`あり、実際に持った生徒はずっしりとする重さを体感していた。
橋奈々美さん(3年)は「税とは何かということを改めて知ることができ、関わりを深く考えることができた。消費税は私たちと大きく関わりがあり理解しやすいが、これから大人になるにつれ関わるだろう他の税についても学んでいきたい」と話した。
※写真は
真剣に聞き入る生徒達
講師の石田さん
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