2026年10月22日号
昔の人はすごいな
大仙市のふるさと体験ワークショップ

photo  ウサギやシカ、カモなどが描かれた数�b先の的をねらい、子どもたちが次々と矢を放つ。最初は思うように飛ばせず苦戦した子も、次第にコツをつかむと連続で的に当たるように。うまく的が倒れると、表情が輝いた。
 大仙市は14日、同市高梨の「さくまろ館」で「ふるさと体験ワークショップ」を開いた。市内の小学生27人が参加。弓矢や火起こし、勾玉づくりなど古代の暮らしを体験した。
 次世代を担う子どもたちに、地域の歴史や文化に親しみ、郷土愛を育んでもらおうという催し。例年は国指定史跡「払田柵跡」を会場にしているが、この日は雨のため、同館に変更した。用意されたのは「木簡絵馬づくり」「勾玉づくり」「土器パズル」「火起こし」「弓矢」の5体験。集まった親子約50人が各ブースを回った。
 火起こしでは、木の棒を回転させた摩擦熱で火種をつくる「まいぎり式」に挑戦。火きり板の上で木製の火きり棒を根気強く高速で回し続けると、やがて辺りに焦げたような匂いが立ち上り始めた。
 滑石をサンドペーパーで削って形を整え、耐水ペーパーで磨いて仕上げる勾玉づくり、縄文土器の写真を見ながら完成させる土器パズル―子どもたちは、遠い昔にタイムスリップしたかのような体験に没頭していた。
 大曲小4年の伊藤楓斗さんは弓矢にチャレンジ。「ウサギなど2頭を仕留めて楽しかった。コツは(弓を)思いきり引くこと」と声を弾ませた。
 大川西根小5年の加賀光姫さんも、いちばん面白かったのは弓矢だったと笑顔を見せる。「最初は全然当たらなくて、当てても倒れるところまでいかなくて難しい。昔の人はすごいなと思った」とうなずき、「うまくいかなくても諦めず、工夫して狩りをしていたんだろうな」と思いを馳せた。

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※写真は
勾玉づくりに夢中
火起こしに挑戦する親子

詳しくは2026年10月22日(木)号をご覧下さい。
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