| 2026年10月27日号 |
貢献をたたえる
大仙市技能功労者表彰式
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大仙市の技能功労者表彰式がこのほど、市健康福祉会館で行われ、建築大工の菊地広美さん(65)=南外=が表彰された。
技能功労者表彰制度は、技能者の社会的、経済的地位、技術水準の向上を図るとともに産業の発展に資することを目的に創設されたもので通算39回目。これまで28分野95人の技能功労者をたたえている。
式では、老松博行市長が「人々が長い年月をかけて磨き上げた技能や技術は、AIや機械に置き換わることのできない人間固有の財産であり、地域産業を支える優れた技能者の存在がこれまで以上に大きな意味を持つ時代を迎えている。地域経済を持続的に成長させ、市民の豊かな生活を守るためには、優れた技能や技術を次の世代へ受け継ぎ、担い手を確保することが急務となっている。そのためには地域全体で技能を尊重する機運を高めるとともに、技能者一人ひとりが誇りを持って技能向上に主体的に取り組んでいく環境を整えることが何よりも重要」と式辞を述べた。
菊地さんは「本日の受賞を大きな励みとし、これからも技術の研鑽に励んでいくとともに、培ってきた経験と伝統技術を若い世代へ引き継ぎ、大仙市の次代を担う後進の育成と、地域産業の発展に微力ながら貢献したい」と謝辞を述べた。
菊地さんの功労内容は次の通り。敬称略。
◇菊地広美=昭和52年に大曲市内の境工務店に弟子入りし、木造住宅の基礎から応用まで幅広い技術を習得した後、平成4年に興栄建設に入社し、住宅新築・リフォーム・鉄骨内装など多岐にわたる数多くの現場を手がけてきた。建築大工一級技能士、二級建築士、一級建築施工管理技士の資格を有し、職人としての技術研鑽を怠らず、業界内からも高い評価を受けている。
代表的な施工実績としては、神岡幼稚園保育園一体型施設「すくすくだけっこ園」新築工事や大仙市武道館建設工事など、高度な木工技術に加え、木の性質を見極め丁寧に納める匠の技をもって、公共施設から個人住宅まで幅広い工事を手がけてきた。
若手社員への技術伝承に力を注ぐとともに、客先への対応における迅速かつ丁寧な姿勢は他の模範となっている。昭和52年から現在に至るまで49年間、一貫して建築大工の技能を磨き続け、地域の建設業の発展と技能の継承に多大な貢献をしている。
※写真は
あいさつする老松市長
表彰を受ける菊地さん
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