大曲小学校(藤原秀一校長・全校児童726人)の伝統行事「鹿島流し」が6月27日、丸子川で行われ、児童らの願いを乗せた3艘の舟が、3年生112人と保護者らに見送られながら旅立った。
同校の鹿島流しは、子ども達の健やかな成長や五穀豊穣、悪霊退散、家内安全などを願い行われる行事。「鹿島様」の愛称で親しまれ、1964年から3年生が受け継いでおり、今年で62回目を迎えた。
3年生の児童と保護者が中心となりピンクや黄色、青の紙花で飾った3艘の舟を制作。それぞれ「ゆめ号」、「きぼう号」、「なないろ号」と名付けられた舟には、全校児童が縦割り活動で班ごとにつくった武者人形約170体と、夢や願い事の書かれた5色の短冊が取り付けられた。
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