2025年5月17日
思いやりの心学ぶ
ステップUPコースの福祉学習

photo  秋田修英高校で9日、ステップUPコースの1年生10人が高齢者体験や車いす体験を通じて思いやりの心を学んだ。
 授業は学校設定科目「地域協働」の一環。大仙市社会福祉協議会が実施する「菜のはなタイム」として行った。
 講師となった社協職員から、バリアフリーについて「障がいを取り除くという意味がある。みなさんの身近にもたくさんのバリアフリーがあるので、授業をきっかけに、どんなものがあるかを考えてもらいたい」と話した。
 バリアには出入り口や通路に段差があるなどの「物理的バリア」、目が不自由な人のための安全案内が出ないなどの「文化・情報面でのバリア」、障がいを理由に就職の試験が受けられないなどの「制度的なバリア」、障がいのある人に「可哀想だから」と特別扱いするなどの「意識上のバリア」があるといい「バリアフリー社会の実現のためにはこれら4つのバリアを取り除く必要がある」と話した。そして「中には私たちの力だけでは難しいものもあるが、意識上のバリアは、私たちが意識することで出来ることがあるので、考えてもらいたい」と呼びかけた。
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詳しくは2025年5月17日(土)号をご覧下さい。